皆様、本日は第60回鳥羽商船高等専門学校「海学祭」にご来場賜り、誠にありがとうございます。 今年のテーマ「$ailing」には、船出・挑戦・未来への旅立ちという意味が込められており、本年で創基１５０周年を迎える本校の伝統を大切にしつつ、新しい風を受けて進む本校の姿勢を象徴する言葉です。 またSを$と表現することで学生たちのこれまでの経験の価値も表しています。学生たちはこの「海学祭」に向けて、時間とアイデアを惜しみなく注ぎ、創意工夫を凝らして準備してきました。 皆様には、その成長の軌跡と、これからの航海への力強い一歩を感じていただければ幸いです。本校は５年間（商船学科5.5年間）の教養・基礎から専門科目までの一貫教育を行っており、日本の将来を支える有為な人材を育成する教育研究機関です。 開催にあたりご尽力いただいた皆様に深く感謝申し上げます。どうぞごゆっくりお楽しみください。

第２５代校長　古山雄一

本日は、第60回海学祭「$ailing」に、ご来場いただき、誠にありがとうございます。 この日を迎えることができましたのは、決して私たちだけの力によるものではありません。尽力してくださった学生会役員をはじめとする学生のみなさま。また、私たちの活動を温かく見守り、的確なご指導をくださいました教職員の方々、そして何よりも、日頃からご理解とご協力を賜りました地域の皆様。ここにいらっしゃる方々、そしてこの場にはおられない方々も含め、本学祭の成功のためにお力添えくださった全ての皆様に、心より厚く御礼申し上げます。 さて、本年度海学祭のテーマ「$ailing」には、船出・挑戦・未来への旅立ちといった意味が込められています。60回という節目の年から私たちがこれまで築いてきた伝統を大切にしつつ、新しい風を受けて、未来へ向かって進んでいけるような海学祭にしたいという思いをのせました。 歴史と伝統が息づくこの鳥羽の地で、今年も海学祭のバトンを繋ぐことができることを、学生会一同、心より誇りに思います。先輩方が築き上げてこられたこの素晴らしい文化を、私たちの手でさらに輝かせ、未来へと継承していく。その決意を胸に、今日まで準備に励んでまいりました。 皆様、どうぞ歴史の息吹と私たちの新たな挑戦が融合する、この特別な二日間を存分にご覧ください。そして、この伝統の新たな1ページを刻む証人となっていただければ幸いです。

海学祭実行委員長　中村なのは